12/22 若い人のための日曜日の聖書  待降節第四主日・主の降誕の祭日合併号 マタイ1:18-24, ルカ2:1-14

新しい修道院の玄関。

〇月〇日15:54、無事に3,292gの元気な男の子が誕生しました!
名前はあつひろ、といいます。

本当の予定日は今日。
4日早い誕生でした。

16時間半に及ぶ激痛に耐え続けてくれた妻には感謝しかありません。
立会い時は「少しでも貢献するぞー!」と意気込んで臨みましたが、結局ただただ見守ることしか出来ませんでした。
自分の無力さが悔しかった…

そのためか、誕生の瞬間は我が子が産まれた感動より、妻が無事でほっとした、というのが正直なところでした。
先生に「旦那さん、カメラ!」って言われるまで放心状態。笑

次の日初めてのオムツ替えをして、ようやく父になったんだなぁと実感が湧いてきました。
今はただただ息子がかわいいです。笑

支えていただいた皆さま、本当にありがとうございました!
○○家3名、今後ともよろしくお願いします!

 

今年の4月に、桜の聖母学院の卒業生が出産した時、ご主人様がFBに書いていらした記事です。

とても感動したので、「いつか使わせてね」とその時お願いしました。

この卒業生Aさんの高校時代を、私は直接知らないのですが、先輩としていつも部活を指導したり見守ったりしてくださったので、年齢は母子ほど違うのですが、すっかり心が通いあってしまいました。

この文章をお書きになったご主人様とはお目にかかったこともないのですが、Aさんのお相手ですから、素晴らしい方に違いありません。

どこが感動したかって、「立会い時は『少しでも貢献するぞー!』と意気込んで臨みましたが、結局ただただ見守ることしか出来ませんでした」というところです。

 

ヨセフ様も同じ気持ちだったのでは、と私は祈りの中で想像します。

 

神の子をみごもったマリア様をあえて受け入れたヨセフ様ですから、きっと、雄々しい義務感に燃えていらしたに違いありません。

とは言え古代の男性ですから、妻の出産に立ち会う、しかも一人きりで立ち会うなんて、思いもよらなかったことでしょう。

ヨセフ様、ありがとうございます。

あなたがおろおろしながらも見守ってくださったおかげで、マリア様は無事に救い主を産んでくださいました。

今年のクリスマス、私もヨセフ様と共に、この引っ越したばかりの修道院の中で、おろおろ、いいえばたばたしながらあなたの降誕を迎えます。

例年のように、あちこち飾りつけをしたりすることができませんが、どうぞお赦しください。

心の中はあなたで、あなたの運んできてくださる平安で満たされていますから。  (Sr.斉藤雅代)

 

≪聖書箇所≫ マタイ1:18-24, ルカ2:1-14

イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ(た。)

そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」