7/25 若い人のための日曜日の聖書 年間第17主日  ヨハネ 6:1-15

夏休みのために閑散としている幼稚園で、「総会」をしている(?)カラスたちです。

先週も書きましたが、いよいよ月曜日から総会です。もともとこの総会は、カナダのプリンスエドワード島、そう『赤毛のアン』の舞台となった美しい東海岸の島でおこなわれるはずでした。(残念!)

そして、前回の総会から現在までの5年間を振り返り、これからの5年間の方向性を決めるために、黙想から始めることになっていました。私たちは今、この黙想のテキストを手に入れ(つまりネットで送られてきたPDFをダウンロードして)これを読むかビデオになっている画像で視聴するかして黙想に入っています。時差のあるオンラインでの総会が、一堂に会してする場合と異なり、一日に3時間ずつしか集えないため、前倒しで黙想をすることになったからです。ともあれ、「総会」が黙想から始まるとは、いかにも修道会らしいと思われませんか?

というわけで、今回から総会終了(8/14)までの日曜日は、福音書の聖書箇所と何かしら総会中の画像をアップしたいと思います。

皆様、どうぞ思い出したら、私たちのために祈ってください。私たちが創立者マルグリット・ブールジョワに倣い、彼女の生き方を現代に当てはめながら、よりよく神の愛を伝える者となれるために、み旨にかなった方向性を選べるように。   (Sr.斉藤雅代)

 

≪聖書箇所≫ ヨハネ 6:1-15

(そのとき、)イエスはガリラヤ湖、すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。大勢の群衆が後を追った。イエスが病人たちになさったしるしを見たからである。イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた。イエスは目を上げ、大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この合われるはずでし人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。人々が満腹したとき、イエスは弟子たちに、「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。