「友愛の家」の夏の活動 その2

古里神父様は私たちにオンラインであることを忘れさせるほど自然体でした。

修道会の総会が終わると、「友愛の家」にはもうひとつのお仕事が待っていました。

日本女子修道会総長管区長会、という、長くてちょっと固いイメージの組織(つまり日本中のシスターたちのトップの集まりのこと。名前とは異なり、真面目な組織ですが、固くはないです)が主催する若手シスターズのオンライン研修会のいわば”司令塔”というお仕事でした。

本来は長崎で開催される予定でしたが、コロナのためにオンライン開催に変わりました。

結果として、参加人数が増え、全国の60名あまりの若手シスターたちがZoomで繋がり、講師の古里慶史郎神父様(フランシスコ会)の講話を伺い、小グループで分かち合いをしました。

主催の日本女子修道会総長管区長会の「研修会・勉強会チーム」の、Sr.永田リツ子(イエスのカリタス修道女会)と私、Sr.斉藤雅代が「友愛の家」でZoomのホストとなり、Sr.谷口恵美(お告げのマリア修道会)が長崎で神父様のサポートをする、という形を取りました。

講話の内容は、フランシスコ会系列の修道会の総会でフランシスコ教皇様がされたスピーチと、回勅『Fratelli Tutti (正規の邦訳の刊行はまだ。意味は、”すべての兄弟のみなさん”)』のエッセンスとから、現代の修道生活を振り返る、というものでした。

若手シスターズだけでなく、スタッフの私たちにも、大変有意義な研修会でした。

長崎でサポートしてくださったSr.谷口