この4月から、NYに派遣されたSr.高橋もと子のレポートを、新シリーズとしてお送りします。
ご無沙汰いたしております。たくさんのお祈りに支えていただき、おそらくSr.兼松の取次ぎにより、無事にニューヨークに到着することができました。本当に感謝しています。
Sr.兼松の訃報は、やはりと思う一方、少々ショックでしたが、新学期にお通夜とお葬式をなさった仙水町修道院の皆様と心を合わせ、じっくり祈って行こうと思います。Saint Jean Baptise教会に聖アンナにろうそくを捧げる祭壇があるとのことですので、慣れてきたらそこでも祈りたいと思っています。
たくさんお祈りをしていただいていますので、うまくまとめられるかわかりませんが現状報告をさせて下さい。
私は、Sr.ギリスに北九州空港で見送っていただき、翌日に家族に会い、続いてSr.嶋﨑に羽田空港で見送っていただき、感謝の内に飛行機に乗りました。
その後、Torontoで、「I-20(入学許可書)」が、預けた荷物の中にあることがわかり、1時間ほど拘束されましたが、無事それが見つかり、走ってゲートに行きました。すると、飛行機は大風のため2時間以上遅れたので間に合ったようでした。Sr.ギリスがカナダでの乗り換えの切符を取ってくださったおかげで、そして皆さまのお祈りとSr.兼松のお取次ぎによって到着したように思います。
ニューヨークでは、荷物を取るところでd*c*m*の電話が「国際電話仕様ではありません」と言い始め、焦りましたが、iPadのFace TimeをいじっていたらSr.メリーアンフォーリーとつながり、お互いがほんの5mのところにいたことがわかりました。Sr.メリーアンパワーズも車で来てくださいました。夜の11時すぎだったようでした。修道院には夜中の12時くらいに着きました。
翌朝、Saint Jean Baptiste修道院4階のSr.方はあたたかく迎えてくださり、特に院長Sr.ラアンとSr.マリアカサノはいろいろ教えてくださいました。Sr.マリアカサノは、4月5日にメトロカードを一緒に買ってくださったり、翌日はバスで学校まで連れて行ってくださいました。NY Language Schoolはビルの11階の学校で、すぐにテストが行われ、クラスが決まりました。文法はまあまあでしたが、会話がまだということで8段階の内の4つ目のクラスでした。
翌日にバスでトランプタワーの前を通り、ブロードウエイを横切って学校に行き、大興奮しましたが、そのまた翌日にトランプタワーで火災が起こり、1人亡くなったと知り、びっくりしました。考えてみると毎日パトカーの音が昼も夜も聞こえています・・・。でも、一人で登校しなければと覚悟を決めて、ミサの時間などをシスター方にききに行きましたら、最初の一週間はシスター方が交代で一緒に登下校してくださると聞き、びっくりしました。お忙しいところおんぶにだっこの状況で申し訳ないのですが、まだ自信はないので、甘えようと思います・・・。感謝の内に、またSr.兼松の取次ぎの内に、いろいろな意味で頑張りたいと思います。
今後ともお祈りをどうぞよろしくお願いいたします。 Sr.高橋もと子
P.S. 聖マルグリットの名前がミサに出てきたり、Saint Jean Baptiste教会の中に聖マルグリットのご絵が飾られていて驚いています。姉妹方は私の英語に忍耐しながらよく話しかけてくださいます。