1/21 若い人のための日曜日の聖書 年間第3主日 マルコ 1:14-20

修道院の中から見た紅白の梅。暦の上では大寒ですが、もう春はそこまで来ています。

私たちの修道会には、アソシエートと呼ばれる方々がいらして、シスターではなく、それぞれの家庭生活の中で創立者マルグリット・ブールジョワに倣った生き方をします。シスターではないので、男性もいます。今日、調布修道院所属になる、6名の新しいアソシエートが誕生いたしました。

この方々が、入会式の中でアソシエートの約束を宣立されるのをきいて、自分自身の初誓願や終生誓願を思い出して、感無量でした。神様が、それぞれに適した形で呼んでくださるのは、何と感慨深いことでしょう。

明日の福音箇所は、単純に「はい」と答えた弟子たちの召命物語です。これ以上そぎ落とすところがないほど単純に書かれたマルコの記述に、取ってつけたようなコメントなど加えずに、ただただ味わいたいですね。

神様、私をお呼びくださって、ありがとうございます。

 

≪聖書箇所≫ マルコ 1:14-20
ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。
イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。