五月晴れの今日(土曜日)、毎年この時期に撮影する共同体の写真を、朝のミサの後に撮りました。毎年移動があるので、顔ぶれは少しずつ違いますが、「今年もみんな元気でよかった」と実感する瞬間です。みな、確実に1つずつ年をとっていますが、宣教への熱意は決して衰えません。
私たちの修道会の創立者マルグリット・ブールジョワは、17世紀の人としては長生きの79歳まで、天国に行くのを待って、宣教を続けていました。
「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい・・・」
ご昇天前に弟子たちに言い残されたこの言葉を、今日再び私たちの胸に響かせたいです。そして、マルグリットの次の言葉も同時に!
「宣教に赴くとき、イエス様の失われた御血の滴りを集めに行くと思いなさい」(手記より)
この世の中にばらまかれている「失われた御血の滴り」、という美しい比喩を生きていきたいです。
※今年も元気な姉妹たちです!ごミサを司式してくださったサレジオ会のマルシリオ神父様も加わってくださいました!
≪聖書箇所≫ マルコ16:15-20
(そのとき、イエスは十一人の弟子に現れて、)言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」
主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実であることを、それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。