5/26 若い人のための日曜日の聖書 三位一体の主日 マタイ 28:16-20

真っ直ぐなアメリカ楓。こんなふうに、神様と向き合いたいです。

「父と子と聖霊のみ名によって、アーメン」

今まで、何回繰り返したでしょう?

1日(少なく見積もって)10回として、1年で3650回。

信者になってから40年くらいだから、146000回!

そしてこれから死ぬまで何回繰り返すのでしょう。

実のところ、「何となく」「無意識に」「人に合わせてする」何も考えずにすることが多いのですが、十字を切るだけでも心を込めてしていたら、聖性の道にもっと深く進めそうです。

聖書の分かち合いのグループに参加してくださっているあるプロテスタントの信者さんは、周りの私たちがカトリックなので、祈るときに私たちに合わせて「父と子と聖霊のみ名によって」とそれこそ心を込めて十字を切ってくださいます。

その様子がちょっとぎこちないだけに、余計、この方が三位一体の神様を大切に思っていらっしゃることがうかがえます。

カトリックの私たちにとって、あまりに「日常」になりすぎているのかもしれません。

三位一体の難しい教義はさておいて、身近な三位一体を意識しながら、その交わりの中にすでに招き入れられている幸せをかみしめたいです。

≪聖書箇所≫ マタイ 28:16-20

(そのとき、)十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」