6/2 若い人のための日曜日の聖書 キリストの聖体の主日 マルコ14:12-16, 22-26

雨に濡れた今朝の紫陽花。

初聖体の時のご聖体の味を覚えていますか?

洗礼に至るまでの勉強期間、ご聖体をいただけることにどんなにあこがれたでしょう。

私は初めていただいたイエス様のお体の甘かったことが忘れられません。

先週書いた十字を切る習慣と同じく、シスターとして毎朝ご聖体をいただける幸せも、あまりに当たり前の権利みたいになっている自分を見出して反省しきりです。

さらに私の場合悪いこと(?)に、聖体拝領の直後に弾かなくてはならないオルガンの方がいつも気になってしまいます。

今日からまた新たに、ご聖体を味わい尽くせますように!

コロナ以降、もしかしたら永遠に御血はいただけないかもしれませんので。

 

≪聖書箇所≫ マルコ14:12-16, 22-26

除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠る日、弟子たちがイエスに、「過越の食事をなさるのに、どこへ行って用意いたしましょうか」と言った。そこで、イエスは次のように言って、二人の弟子を使いに出された。「都へ行きなさい。すると、水がめを運んでいる男に出会う。その人について行きなさい。その人が入って行く家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をするわたしの部屋はどこか」と言っています。』すると、席が整って用意のできた二階の広間を見せてくれるから、そこにわたしたちのために準備をしておきなさい。」弟子たちは出かけて都に行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。
一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。彼らは皆その杯から飲んだ。そして、イエスは言われた。「これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。はっきり言っておく。神の国で新たに飲むその日まで、ぶどうの実から作ったものを飲むことはもう決してあるまい。」一同は賛美の歌をうたってから、オリーブ山へ出かけた。