調布修道院耐震工事 No.29 友愛の家にステンドグラスが

階段の踊り場でに付けられたステンドグラス

11月末に引き渡され、12月はじめに引っ越した後、瞬く間に1か月以上が過ぎ、新しい年、私たちの創立者聖マルグリット・ブールジョワの生誕400周年の年を迎えました。

この間、工事の方々は各所の追加工事や外構工事、特に新設されるルルドの制作に励んでくださっています。

今日は、旧主聖堂から新修道院に移設した際に収まりきれなかったステンドグラスが、CND宣教センター「友愛の家」に入りました。

友愛の家をご存知の方は、「どこに?」と思われるでしょうが、2つの階段の踊り場のガラス窓にぴったりと収まりました。この窓は、まるでこのステンドグラスを入れるために60年前からあったかのようです。

さらに、このステンドグラスの移設に力を尽くしてくださった志田政人先生の奥様が、友愛の家のチャペルのために、美しい聖体ランプを作ってくださいました。

これは、昨年、先生の工房を訪問させていただいた折に奥様の作品で、美しい水色のガラスのランプを見せていただいた瞬間、「これを赤いガラスで作っていただいたら、聖体ランプになる」とお願いしたものです。

先生と奥様は、これを私共へのプレゼントとしてくださいました。

聖マルグリット・ブールジョワの言葉に、「宣教に行く時には、イエス・キリストの失われた御血の滴りを集めに行くものと思いなさい」という言葉があるのですが、まさに「御血の滴り」のようなランプができ、友愛の家の小さな小さなチャペルで、イエス様の御聖体を指し示し続けることになりました。ガラス窓の近くに下げていただいたので、夜になると、遠くからでも、聖体ランプが赤く輝いているのが見えます。

このCND宣教センター「友愛の家」が、調布修道院の宣教の拠点となりますように!

もう一つの踊り場

「御血の滴り」のような聖体ランプ

チャペルのドアにも、聖堂で使われたものの残りが入りました。残りでも、とても素敵です。