2/19 若い人のための日曜日の聖書 年間第7主日 マタイ 5:38-48

蕗の薹が「春ですよ!」と呼びかけています

今日は19日。今週の水曜日は灰の水曜日で、四旬節に入ります。そして、金曜日の24日で、ロシアのウクライナ侵攻から丸1年となります。

この一年は、私にとっても大きな変化の年でした。もちろん、日常が破壊されたウクライナの人々の変化には、比べようもないのですが。

昨年の2月24日には、「どうか3月25日のお告げの祭日までにロシアが撤退してくれますように」と祈りましたが、とうとう1年たってしまい、今も出口の見えない状態です。

ウクライナの人たちに「敵はだれですか?」と尋ねたら、「ロシアです」と返ってくるのでしょうか。そうであっても当然ですが、やはり悲しいです。

「仮想敵国」という言葉にも、何かこう寒々としたものを感じます。

神様、世界は、どうしたらよいのか途方にくれている子どものようです。

どうか私たちに、春の陽のような救いをください。

 

≪聖書箇所≫ マタイ 5:38-48

(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。
「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。徴税人でも、同じことをしているではないか。自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。異邦人でさえ、同じことをしているではないか。だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」