2/4 若い人のための日曜日の聖書 年間第5主日 マルコ 1:29-39

熱が出た、どこかが痛い、そんな時あなたならどうしますか?

もちろん、かかりつけのお医者様があればまずそこに行きますよね。

「ああ、これは痛かったでしょう」とか「数日休めば大丈夫ですよ」とか言われて、それだけでも苦痛が少し軽くなったような気がしますね。

元旦の地震から1か月経ちました。様々な情報、統計、エピソードが報道される中で、もっとも切ないのは、このような特殊な事態の下で、通常だったら生きられる命が失われてしまったというものです。

そして、少しの体の異変で、(祈る前に!)クリニックに駆けつける自分自身に、何か申し訳なさを感じています。

めったに体調を崩さない私ですが、これからは、「痛みの意味」や「熱の意味」をまずは神様のところへ持って行こうと決心しました。

マルコに登場するこの素朴は人々に倣って!

 

≪聖書箇所≫ マルコ 1:29-39
(そのとき、イエスは)会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。夕方になって日が沈むと、人々は、病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。町中の人が、戸口に集まった。イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。
朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。シモンとその仲間はイエスの後を追い、見つけると、「みんなが捜しています」と言った。イエスは言われた。「近くのほかの町や村へ行こう。そこでも、わたしは宣教する。そのためにわたしは出て来たのである。」そして、ガリラヤ中の会堂に行き、宣教し、悪霊を追い出された。