つくば召命共同体より その18

12月2日の土曜日、晴天に恵まれて、私たち5人(つくば教会信徒3名、Sr.東城と私)は、浅草教会から江戸の大殉教の巡礼をスタートしました。ここの主任司祭、『大丈夫だよ』などの著作で有名な晴佐久昌英神父様ともお話しできて、ラッキーな一日を予感しました。朝レジデンスを出る時は、水先案内人もなく、心もとない巡礼の旅になるのでは…と心配しましたが、殉教者の信仰を心に留めて祈ることもできました。途中、目的地を見つけられず、それぞれ分かれて必死に探す私たちに、殉教者たちが自らの霊で場所を示してくださった奇跡も体験しました。一人が、ある家の窓にマリア様のステンドグラスを、もう一人がシドッチ神父様の小さなレリーフを発見し、インターフォンを押したら…そこがシドッチ資料館でした。突然の来訪にも関わらず、私たちを満面の笑みで迎えてくださった館長さん。ひとつの目的のために、それぞれが知恵を出し合い協働できた私たち、しかし、今回の巡礼で得た恵みは、これにとどまりませんでした。詳しい話は、後ほど別の形でお伝えしていきます。(Sr.高橋香久子)

帰りに、調布修道院で夕食をいただきました