10月1日に、思いがけないことが起こりました。
午前3時頃、大型台風24号によって、解体中の食堂前の大きなくるみの木が倒れてしまいました。このくるみの木に関しては、工事のために「伐らなくてはならない」「伐らなくても大丈夫」「やはり伐らなくては」とすでに二転三転していました。
ところが、まるで私たちの未練を断ち切るかのように、いさぎよく大風に倒されてしまいました。しかも、これだけの大木だったのに、すぐそばのガラス窓一枚割らずに、静かに堂々と倒れました。
そして翌日、解体工事のために敷地内に入っていた小型の重機3台と電動のこぎりとで、わずか2時間ほどで片付いてしまいました。しかも、たくさんたくさん付けていた実をほぼすべて振るい落としてです。なんだか、イエス様の生き方をあらためてこの木が教えてくれたようでした。