7月1日、典型的な梅雨の小雨の中、ついに柱が立ちはじめました。
現場には、槌音が響き、近くを歩くと新しい木の香りがただよっています。
素人目にはやっとやっと「建築」らしい光景が出現しました。
雨の中の作業は大変でしょうに、職人さんたちの顔も監督さんたちの顔も嬉しそうに見えたのは気のせいでしょうか。
おりしもこの日は、ペトロ岐部の殉教の日。そして柱が林のように立つさまは、西坂の二十六聖人殉教を思わせました。
殉教は辛く厳粛なことですが、この聖人たちの犠牲の末に今の日本の教会の私たちがあることに思いを馳せ、私たちも感謝と喜びでいっぱいになりました。