甘くて酸っぱくてちょっと苦いゆずのマーマレード
今年は、解体中の修道院の建物のすぐ脇のゆずの木が考えられないほどたくさんの実をつけました。作業がお休みの日や時間帯をねらって収穫し、たくさんのマーマレードを作りました。冬中楽しめそうです。
【材料】
ゆず 700g(小粒のゆずなら12個くらい)
砂糖 500~700g
【作り方】
1. 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、よく洗った柚子を入れて火を止め蓋をして10分ほどむらす。
2. ゆずを湯から引き上げ、たて半分に切り薄皮を含む実の部分をスプーンでくりぬいて外皮と分ける。
3. 薄皮、種、実の部分は鍋に入れて火にかけ沸騰させ、あくをとる。弱火にして、焦げないように30分ほど煮る。水分が少なくなったら、水またはゆずのしぼり汁を加える。
4. 目の粗いザルにあげてこす。目の細かいザルしかなかったら、スプーンやお玉の裏側、すりこ木などで押し出す。
5. ゆずの皮は千切りにして水にさらす。
6. 鍋に湯をわかし、水を切った皮をいれて、ひと煮立ちしたらザルにあげる。苦味を完全に取りたいなら、もう一度煮こぼす。
7. 水気を切った皮を鍋(できればホウロウかステンレス)に入れ、砂糖の3分の1をかけて、しばらく置く。皮以外を煮詰めたもの(3)を加えて火にかけ、5分ほど煮詰める。あくが出てきたらすくう。
8. 砂糖の3分の1を加え、味を見ながら煮詰める。甘さが足りなければさらに砂糖を加える。オレンジ色がかってきたら出来上がり。
9. 煮沸したビンに熱いまま詰めてふたをきっちり閉め、しばらくビンを逆さに立てて空気を抜く。